「都立工芸同窓会2023年度総会」報告

新型コロナウイルス感染症が5類に移行されてから初めてとなる「都立工芸同窓会2023年度総会」を、5月20日(土)定刻より10分遅れた午前10時50分より母校1階視聴覚室において開催しました。

1部の報告会では、「専門高校生海外派遣事業 アラブ首長国連邦(UAE)研修 同行報告」と題し、本会理事・現定時制インテリア科教員の伊藤聖樹氏(2018年・I科卒)による報告がなされ、休憩を挟み2部の「総会」が開催されました。

また、総会に先立ち午前9時30分からは定例理事会が開催され、予算ならびに年度計画等を審議し、総会上程議案として可決いたしました。

《定例理事会出席者》同窓会員20名
《報告会出席者》ご来賓1名・同窓会員33名・総計34名
《総会出席者》ご来賓1名・同窓会員33名・総計34名


[写真は「報告会」での伊藤聖樹氏]

報告会「専門高校生海外派遣事業 アラブ首長国連邦(UAE)研修 同行報告」

東京都教育委員会では令和4年度(2022年度)よりグローバル人材育成を目的とし、高校生の海外派遣研修事業が始まりました。この事業は都立高校生と海外の高校生の交流等を通して、多文化共生社会の実現に向けた意識を醸成するとともに他者と協働して世界的な課題の解決に取り組む姿勢を育むことを目的としているそうです。
報告会では、「生徒が現地で学んだ経験を活かし工芸高校の実習やその他、周りに与える影響に大きな変化が見受けられたこと」「生徒自身が高校生活を通して磨き上げてきた感性と新しい刺激を受けて生まれた感性が合わさるときに、全く新しい発見や驚きが生まれること」を工芸高校の共有の財産として伝えていきたい旨、報告がありました。会場参加者からは惜しみない拍手がおくられました。

「都立工芸同窓会2023年度総会」

以下の次第通り開催されました。
一、開会の辞
二、会長挨拶  梶 広幸 氏
三、来賓挨拶 東京都立工芸高等学校統括校長  杉浦 文俊 氏
四、2022年度会計報告  事務局
五、事業報告  梶 広幸 氏
六、2023年度予算案承認
七、閉会の辞

全ての議案が承認され、午後0時30分に閉会いたしました。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。