橋場信夫さん(1969年・D卒)から個展とフランスでの2人展の報告を頂きました
「橋場信夫展」(1969年・D卒)1月25日(木)~2月4日(日)
橋場信夫展
- 会期
- 2024年1月25日(木)-2月4日(日)
- 時間
- 11時30分 – 17時30分 会期中無休
- 会場
- Art Space 水音(みずのおと)
〒181-0001
東京都三鷹市井の頭4-3-17 B1
TEL・FAX 0422-26-7507
※会期中在廊
・南フランスでのGISELLE MAYAさんとの2人展
昨年、9/5から9/30まで南フランスSaint Martin Castillonの12世紀に建てられた教会「シャペル デ ペ二トン」でGISELLE MAYAさんとの2人展展覧会があり渡仏いたしました。
フランス人の友人が企画してくれ、私は友人の所有する17世紀に建てられたシャトーに一月ほど滞在しました。パリからTGVでアヴィニヨンまで、そこからは車で一時間ほどで到着、そこで驚いたのはその村は100m四方に収まってしまうほどの小さな村で、ここで展覧会を開いて果たして人は来るのだろうか?という事でした。プロバンス地方の風光明媚な小さな村は、ヨーロッパの北に位置する国々の方達の別荘地(プール付き)でもあります。
展覧会の初日の夜にオープニングパーティーがあり、私の不安は吹き飛んでしまいました。なんと大勢の人たちが来てくれたことか!パリから、ベルギーから、イギリスから、ドイツから、ブラジルから。それは前記のように、この地が一ヶ月もヴァカンスが取れる方々の別荘地であった為です。会期中には地元の小学生と高校生に拙いフランス語でレクチャーをしたりもしました。作品もほぼ完売し展覧会は成功のうちに終了しました。
その後パリに移り、46年前に住んでいたアパルトマンを訪ね、友人だったフランス人画家クートラスの墓参り、懐かしい友との再会もあって有意義な一ヶ月となりました。私は今年で74歳になります。まさかこの歳になってこの様なチャンスが訪れるとは夢にも思ってはいませんでした。長生きはするものですね。
・46年前に住んでいたパリのアパート 鉄鍋通り9番地5区2階
友人のアニエス タピエ ド セレイラン