「若年者ものづくり競技大会」で全日制I科・3年、今村日向さん銀賞に入賞(全国第2位)


[選手競技風景]

『全日制インテリア科・3年生の今村日向くんが、「若年者ものづくり競技大会」に東京都代表選手として出場し、銀賞(全国第2位)に入賞しました!』

インテリア科 森田 聡 先生から寄稿いただきました。

7月31日~8月1日に、群馬県高崎市「Gメッセ群馬」にて、ものづくりの全国大会である厚生労働者・中央職業能力開発協会主催「第19回若年者ものづくり競技大会」が開催されました。 この大会は、20歳以下の若年者を対象とし、高校生だけでなく、大学生や技術専門校の生徒さんたちも出場する競技大会です。 今回の課題は、「小いす」を指示された図面、仕様及び注意事項に従って4時間30分の競技時間内で製作するものです。そのような大会で、本校3年生の今村日向くんが「木材加工」職種の東京都代表として出場し、見事に銀賞への入賞を果たしました。
放課後や休日等に、第一線で活躍されている家具職人であり、ものづくりマイスターの加藤史典先生(R03 東京マイスター 受賞・R04 現代の名工 表彰)から、安全に対する意識を高め、その上で精度とスピードを兼ね備えた発展的な木材加工技術の指導を仰ぎました。 そして繰り返し、繰り返し練習を重ねて習得した知識・技能の結果が形となりました。


[競技大会で製作した作品/ものづくりマイスター指導風景]

本人談ですが、「今回の大会は前年度の敢闘賞よりも上の賞を目指して臨んだ。」 競技中は、「時間との勝負でもあるので、いつものペースでできているか、そして時間配分を作業しながら調整して、完成度を高められるように考えていた。」 そして競技終了後は、「今までの練習の全てを出しきり、後悔はない気持ちだった。」 とのことです。 ちなみに第一位の金賞を受賞した大学生の選手に伺ったところ、大会までの練習で30脚程製作したとのこと。今村くんは8脚程…それでも大会当日に実際に製作した作品は、とても精度良く美しく仕上げていました。 その作品は、今後校内にて展示を予定しておりますので、是非ご覧いただけたらと思います。


[練習で製作した作品]