連載
連載-11 もっと知りたい都立工芸の歩み「意匠が凝らされた校舎内部」
1927年(昭和2)8月31日に竣工した新校舎は、耐震耐火の鉄筋コンクリート3階建て。芸術的にも工学的にも時代の先端を行くものをめざした。 鉄製の正門を入り、車寄せをもった正面玄関を入ると、大理石が床と壁の腰高(1. […]
連載‐10 もっと知りたい都立工芸の歩み
水道橋校舎完成記念絵はがき 「新校舎は時代の先端をめざした」 水道橋で仮校舎の授業が始まって1年経った1926年(大正15)8月15日、新校舎本建築の工事が始まった。既に東京市電は開通していて、水道橋はその交差点になっ […]
連載-9 もっと知りたい都立工芸の歩み
全焼した校舎(大正13年記念写真帳) 1923年(大正12)9月1日 関東大震災が発生。築地校舎は倒壊をまぬがれたが、夜半には銀座築地方面に火の手が回り、校舎も全焼。レンガの壁だけが残った。 学校存亡の危機 校舎の復興に […]
連載-8 もっと知りたい都立工芸の歩み
復興の新校舎で熱を込めた授業 復活運動会が各科シンボルカラーの始まり 関東大震災で築地の工芸学校校舎も全焼した。1925年(大正14)8月末、築地の仮校舎から水道橋の仮校舎に移転が始まる。1926年(大正15)8月15日 […]
連載-7 もっと知りたい都立工芸の歩み
都立工芸高校は1907年(明治40)に誕生し 開校記念日の5月10日で「116歳」 同窓会 同窓会の活動は、1928年(昭和3)発行の『IA』19号(※1)に「昭和2年度築地工芸会議事」と題した記事はあるが、その後の記録 […]
連載-6 もっと知りたい都立工芸の歩み
アメリカの工業教育に示唆を得て工芸学校の礎を築いた今景彦初代校長 ・写真左 今景彦初代校長 ・写真右 創立当時の築地校舎 アメリカの職業教育を視察 今景彦は東京高等工業学校(現東京工業大学)出身、岩手県立実業学校(現県立 […]
連載-5 もっと知りたい都立工芸の歩み
大海原に昇る朝日に希望を込めた創設の高き志を100年伝えるシンボル(校章・校訓) 校章 校章は初代校長の今景彦先生がデザインした。 本校設立のための準備としてアメリカに視察へ。 帰途サンフランシスコから乗船された時のこと […]
連載-4 もっと知りたい都立工芸の歩み
大海原に昇る朝日に希望を込めた創設の高き志を100年伝えるシンボル (校歌) 校歌は2度の変遷を経て現在の歌詞と曲になった。第一の校歌は創立時かあるいは間もなく作られた「甍の並ぶ東京の、橋万年の・・・・・工芸学校ここにあ […]
連載-3 もっと知りたい都立工芸の歩み
体育祭の青空にそびえ立つヴィーナス 体育祭のデコレーション。右端が図案科のヴィーナス(1949年) 令和4年度体育祭が、3年ぶりに開催された(全日制)。今年の優勝はデザイン科、準優勝はマシンクラフト科。 体育祭は、工 […]
連載-2 もっと知りたい都立工芸の歩み
東京オリンピック1964と工芸 第18回のオリンピックが東京で開催された1964年。10月10日の開会式の前日、9日にオリンピックの聖火引き継ぎが都立工芸の校門前(水道橋旧校舎)で行われ、本校生徒はもとより周囲は鈴なりの […]